うちの ねこ神様

ねこと暮らす日々のこと。

はづき のこと。=あとがき=

「まえがき」がないのに、「あとがき」なんて変だけど(笑)。

もう少し、はづきのこと。

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2014年11月2日  はづきが我が家に来てくれた。


「はづき のこと。」はエピソード10まで続いた。

書き始めたときは「エピソード5くらいには、なるかな・・・」って思ってたんだけど、倍だった(笑)。

書き始めたら、その時の想いとか状況が鮮明に思い出されて、”はづきとの記録”として、自分の思いの丈を、自分のために綴った。

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2015年2月17日  よく、お腹見せて寝てたね。



はづきは2019年10月22日、動物霊園でお葬式をして、荼毘に付した。

はづきが我が家に来たとき、持ってきてもらったお気に入りのピンクの毛布(「はづき のこと。エピソード1」にも書いてる)に包んで。

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はづき、覚えてるかな。懐かしいピンクの毛布に包まれて、もう寒くないね。

普段使いするには大きいので、洗濯してしまっておいた。

はづきを最期に包むのに、最も適しているように思った。

大好きなウエットフード、飲みたくて飲めなかった水、お気に入りのオモチャと、好きだった長いリボンも一緒に入れた。お菓子の箱を結んでいたリボン。


はづきは、眠ってるようで、相変わらず、美しく、格好良かった。

祝日だったから、家族で見送ってあげられた。

はづき、ちゃんと考えてくれていたのかな・・・。やっぱり、優しい子だね。


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2017年1月14日   ネズミのオモチャも遊んだね。同じ色合い(笑)。




家ねこの平均寿命は15年前後、外ねこの平均寿命は5年前後とネットに書いていた。

はづきは、家ねこなのに、外ねこと同じだけしか生きることが出来なかった。


糸を食べて開腹手術をしたことが、身体に負担をかけ続けたのかな・・・。

転居した事やあめを家族にした事が、優しいはづきにストレスをかけたのかな・・・。

小さい時にフードの質を気にしなかったからかな・・・。

「自然に任せる」の選択は正しかったのかな・・・。

我が家に来て、幸せだったのかな・・・。

後悔ばかりだった・・・。


何日も、はづきの事を思い出して涙が溢れてきた。

夜は毎日はづきを想って泣いていた。

はづきが恋しくて、はづきに会いたくて、泣いた。

目を腫らして仕事に行くから、職場の人に心配をかけてしまった(笑)。


はづきが逝ってから、まろんとあめは、天井を見上げてよく鳴いた。

きっとはづきがいたんだと思う。

私には見えないけど・・・。私もはづきを見たかったな・・・。


特に、まろんは天井を見上げて鳴いた。

親子のように一緒にいたもんね・・・。

切なかった・・・。はづきがそこにいないことが。

不思議なことに49日までは、まろんは毎晩天井を見上げて鳴いてた。

私がそう思いたかっただけかもだけど、49日を過ぎると、天井を見上げる回数は減った。

はづきは、49日まではこの家にいたんだよね。


49日過ぎて、虹の橋のたもとへ行った。今は、元気に走り回ってるよね。

ご飯もお腹いっぱい食べて、水も沢山飲んでね。もう、苦しくないね。


今でも、なんとか出来なかったか・・・後悔はつきない。


はづきに似た茶トラのねこを探して譲渡会へ行った時、はづきを亡くした事を話した。

保護主さんが「若くて亡くなる子は、生まれつきなにか弱いところがあるもんですよ。」と言ってくれた。

「長生きしたから幸せとは限らない。寝たきりになったねこを看取ったけど、それで幸せだったか、考える時があります。」とも話してくれた。

その言葉に、救われた。

はづきが幸せだったかどうか分からないけど、私は幸せだった。



手術も乗り越えた。はづきの生命力だ。

転居してからもはづきはのんびり過ごしてた。お気に入りの場所を沢山見つけて。

あめが来て、困ってるように見えたけど、でも、いつも一緒にいた。はづきはあめを間違いなく好きだった。

フードは手術をしてからは長生きして欲しくて、ネットで調べてグレインフリーで肉の含有量が多いアカナに変えた。

「自然に任せる」・・・最期の時まで、はづきは自分の足で歩いてた。


はづきも、きっと幸せだったよね・・・。

してあげたくて、出来ないことが沢山あった・・・。ごめんね。


今でも時々まろんが天井を見上げて愛おしそうに鳴く。

はづきが、時々来てくれてるのかもね。

悔やんでも時間は戻らない。もう、前を向いて行くね。

だから・・・

私が逝くその日まで、はづき、待っててね。

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2017年10月20  紙袋も好きだったね。




「はづき のこと。」を綴ったブログを、愛しい我が家のねこ神様№2のはづきに捧げる。


ずっと忘れないよ・・・。はづき。


ありがとう。




長々と書き綴ったブログを読んで下さった皆様、本当に、本当に有り難うございます。

はづきのこと抜きにしてはねこ神様と見習いの事を書けないので、これからもはづきの思い出はちょくちょく書くことになると思う。

「№2のことね。」と思っていただけると幸いです。



では、また。