実家の片付け。
今日は、仕事は休暇を頂いて、姉と予定を合わせて実家の片付けをした。
普段行ってる片付けとは異なり、本格的な片付け。
キッチンとダイニングに、食器棚が2つある。
食器もかなりの数を処分したので、大きな食器棚だけで収納可能な数。
今後も、少しずつ使わない食器を処分していく予定。
以前から処分したいねと姉と話していた、小さい方の食器棚を処分した。
電子レンジや炊飯器を置いていた台も処分。
背の低い棚に変更し、天板の広くして、調理したものをすぐ近くに置けるようにした。
床に敷いているラグも新調した。
食器棚を処分し、棚の高さを低くしたことで、部屋が広くなったような気がした。
リビングのラグや寝具類の大きな物はコインランドリーで洗濯・乾燥。
家で洗濯できるものは、3回転させた。
台風の影響を心配したが、まずまずの天気で、シーツ2枚を除いて夕方までにすべて乾いた。
45ℓのゴミ袋に3袋分洋服も処分。
介護する者が管理しやすいように物を減らす。
ごめんね・・・と思いながら、どんどん捨てる。
食材を上手く使えなくなった母は、冷蔵庫にあるもの全てを一つの鍋に入れてしまう。
味付けも、砂糖を大量に入れたりで、食べることができなくなる。
洗濯場に小さい冷蔵庫を置いて、そこに食材を入れて、ヘルパーさんと私と姉が使うようにしている。
ただ、小さいので、たくさんの食材は入らないし、
お肉等、小分けして冷凍することが出来ず、食材が傷んでしまうこともある。
チャイルドロックとかも考えたが、インターネットで調べると、簡単に開けてしまうと多くの人が書いていた。
その中で紹介されていた、介護施設でも使われているという、鍵を購入。
2つの金具の付いたプレートをテープで固定し、扉が開かないようにチェーンと鍵が付いている。
鍵を開けると普通に扉が開く。
両親は週3回デイサービスに行く。
デイサービスに行かない日の週3回、午前90分と午後45分~60分、ヘルパーさんに来ていただく。
今までは買い物と食事と洗濯をお願いしてた。
買い物に行くと、時間が足りなくて、洗濯までできないこともあるとの事。
週末に行くと、洗濯物は溜まっていることも多い。
洗濯・掃除・薬の仕分け・調理となかなかハードだ。
お肉や魚やご飯、冷凍食品が冷凍庫にあることで、ヘルパーさんが買い物に行かずに、自宅にあるもので調理ができるようになる。
そのために、キッチンの冷蔵庫の冷凍庫に鍵を付けた。
野菜類は洗濯場の冷蔵庫に入れる。
そうする事で、買い物の時間を省く。
その時間を利用して、洗濯と部屋やトイレの掃除をお願いした。
両親が快適に過ごせるようにと私と姉の介護負担の軽減の為に。
扉に『ヘルパーさんの食材』とラベリングして両親にはここに鍵が付いてることを説明した。
「分かった」と言っていたが、明日には忘れて、鍵を外そうとするかもしれない・・・。
1週間様子を見て、大丈夫なようなら、鍵を追加購入して野菜室にも付ける予定。
冷蔵室と、小さな冷凍庫は母がいつでも使えるように鍵は付けない。
上手くいくといいね、と姉と話した。
もう一つ、薬や調味料類、ゴミ袋等、ヘルパーと私と姉が使うもので、母が触って失くしてはいけない物をダイニングの戸棚に入れ、
そこにも鍵を付けた。
扉には『ヘルパーさんの書類』とラベリングし、両親に説明。
何が起こるかわからないのが、認知症介護。
これも1週間様子見る。
すごく大変な作業だったけど、デイサービスから帰ってきた両親が凄く喜んでくれて、
疲れは吹き飛んだ(´-`*)。
勝手に食器棚を処分したり、棚を変えたりしてたので、怒るかなってちょっと思ってたけど・・・
すごく、喜んでくれた。
「きれいな部屋になったね~。気持ちいい。ありがとう。」
と母は何度も言った。
「食器棚を捨てて、カーペットも変えたかったんや。大変やったやろ。」
と父はねぎらいの言葉を掛けてくれた。
両親が、自分たちの思うようには過ごせていないんだろうなと思うことも多々ある。
私や姉の思いが介護のしやすさを優先していると思う。
色々、両親に我慢させてるかもしれないけど・・・。
両親は、人の世話になることを感謝しながらも、不本意かもしれない。
でも、手助けがないと、2人で暮らすのが困難なのも事実。
だから、だからね、
2人が、このままずっと住んでいたいこの家で、少しでも長く、少しでも快適に過ごせるよう、
色んな方法で、手助けしていくからね。
だから、元気でいてね、と想う。
今日は、実家の片付けの話。
大変だったけど、喜んでもらえてよかった(´-`*)。
今日のニャンズは、撮りためた中から(●´ω`●)。
では、また。