後ろ姿。
後ろ姿がたまらなく愛おしくなることがある。
後ろ姿を写した写真は、その愛おしい思いを切り取ったようで
とてもお気に入りだ。
そんな写真を時折眺めて、愛おしさをもう一度抱きしめている。
娘が小さい頃、旦那と手をつないで歩いて行る後ろ姿や
息子がヨチヨチ歩きで、一歩一歩進んでいく後ろ姿。
たまらなく愛おしかった。
娘がバレエの発表会で舞台袖から舞台を観る後ろ姿。
小学生でも、すごくカッコよかった。
親バカなんだろうけど(笑)、「舞台人」だと感じた。
息子が、海辺で沈む夕日を眺める、水着姿の後ろ姿。
高校生の頃友人が撮った写真。
これも親バカなんだろうけど(笑)、逞しい背中がカッコよかった。
彼女と並んで土手に座ってる後ろ姿も、微笑ましくて大好きだった。
娘や息子を「いってらっしゃい」と送り出して、
エレベーターまでの短い距離。
その後ろ姿に「がんばれ」と心の中で応援ながら見送った日もあった。
その時の写真はないけど、娘や息子の目指す事の結果が、
上手くいくように願ったその時の思いを、抱きしめる。
そして、愛おしい後ろ姿は、ねこ神様も例外ではない。
たまらなく、愛おしい後ろ姿。
いつまでも眺めていたい、幸せな風景。
では、また。