実家の空。
今日は10日ぶりの実家。
夏のような気温。
でも、風が爽やか。
空が青くて、雲がポカリポカリ浮かんでて浮かんでて、思わず写真を撮る。
誰にも会わなかったけど、
見かけた人は「何を撮ってるの?」って思っただろうね( ̄。 ̄;)。
実家にシャクヤクとアヤメはもう、咲き終わっていた。
緑の葉は健在。
綺麗な花を有り難う。
暑くなったから、両親のセーター類を洗濯して片づけた。
出していたらいつまででも着てしまうから。
お天気で良かった。
4時間くらいで全て乾いた。
お日様の力に感謝。
母が、洗濯ものを干して、今日は掃除機もかけてくれた。
助かった。
母が趣味で集めた食器も、沢山ありすぎるので、母に気付かれないように、倉庫に入れた。
随分と服も食器も、断捨離したのに、どこからか出してくる。
少しずつ、捨てていこう。
残念だが、母にはもう管理できない・・・。
夕食後、父の姉の話になった。
私たち姉妹が小さい頃から、よく遊びに行ってお世話になった方。
姉と私のお茶碗や湯飲みやお箸を、わざわざ買って食器棚に置いておいてくれるような人だ。
細やかな心遣いが出来る人。
私も姉も大好きだったし、子ども心に、”よその子の為に専用の食器を買ってくれた事”が、凄く嬉しかったのを覚えてる。
私の子どもが生まれてからも、子どもにも良くしてくれた。
9年前に癌を煩い、永眠された。
最期の時に立ち会ったのは、次女さん、私の父、そして、たまたま見舞いに行った私と娘だった。
もう、意識がなく、叔母さんの家族は毎日病室に交代で行っていた。
叔父さん(叔母さんのご主人)と長女さんはたまたま交代で家に帰っていた。
父は、末っ子で、とてもかわいがられていたので、毎日病院へ行っていた。
叔母さんの最期の時に居合わせて、私はお別れできて、大きくなった娘も会わせる事が出来たけど・・・
なんだか、凄く申し訳なく思ったことを覚えている。
毎日交代で傍にいた家族が、孫が傍にいれたほうが、叔母さんにとって良かったような気がして。
ご家族にもなんだか申し訳なく思った。
最期に立ち会いたかったはずだから・・・。傍で手を握っていたかっただろうから・・・。
次女さんは、私と私の娘に会えて嬉しかったと思うと、「有り難う」と言ってくれた。
その言葉が有り難く、申し訳なく、そして泣けた。
父にその時の思いも話した。
父は黙って聞いていた。
泣きそうな顔で、「姉やんは、最期に話が出来て良かったと思ってる」と言った。
意識のない叔母さん。
でも、私たちの話は、声は届いてるから、
「こんなに話してたら『うるさいから寝てられない』って思ってるよね」って病室で次女さんと笑った話を父は覚えていた。
大切な人のことは、いつまでも忘れない。
帰り際、庭の花が終わったね・・・と話してた。
ふと、目に留まった小さな花。
父に聞くと「らっきょうの花や。」と。
黄色い花もある。
聞くと「ただの草」と(笑)。
帰りのバスで検索すると、ちゃんと名前があった。
可愛い花。「草」だけはあってたね、お父さん(´▽`)。
身体は疲れたけれど、心は晴れやか。
写真の空のように。
良い休日だった。
家に帰ると、うちの「晴れ渡る青空」達(笑)。
明日も、頑張ろう。
では、また。